「国文学会報特別号 ― 土田將雄先生追悼号」

上智大学国文学会名誉会員の土田將雄先生のご逝去に伴い、「上智大学国文学会報特別号 ― 土田將雄先生追悼号」が発行されました。目次は次の通りです。

目次

「弔辞」                小林幸夫(上智大学教員)

「神父様からのアドバイス」       小田桐弘子(院修)

「この道の果たてに」          渡辺護(岡山大学名誉教授)

「土田先生の思い出」          大森亮尚(古代民俗研究所代表)

「わが母校」              渡辺清美(七二年卒 旧姓 村松)

「土田先生とのワンシーン」       堤てる江(七二年卒 旧姓 大友)

「あのハヤシライスをもう一度食べたい」 藤平和良(七三年卒)

「先生とのお別れ」           湯浅茂雄(実践女子大学文学部教授)

「かき霧らし雨の降る夜をほととぎす」  草野隆(八〇年卒 院修)

「尽きせぬ宿こそ」           加藤良子(七〇年卒 旧姓 益田)

無題                  平林清江(七一年卒 旧姓 比企)

無題                   川木冴子(七一年卒 院修)

「土田先生をお偲びして」         末沢明子(七二年卒 院修)

「土田先生という神父さん」        横山陽(七三年卒 院修)

無題                   渡邊良水(七三年卒 旧姓 柳沢)

「実学としての変体仮名講義」       小柳恵子(七四年卒 旧姓 倉品)

編集後記                 瀬間正之(上智大学教員)

平成30年度冬季大会の開催

上智大学国文学会

標記は、2019年1月12日(土)、予定通り開催致しました。

小雪の舞う中でしたが、学会員、国文学科在学生、一般の方など多くの方に御参加頂けて盛況の会となりました。

学会長あいさつ

平成30年7月7日に開催されました総会において、小林幸夫会長の任期満了に伴い、瀬間正之教授が新会長に就任されました。つきましては、次に両名の挨拶を掲載いたします。

 

上智大学国文学会会長退任のご挨拶               

小林 幸夫

 

平成三十年三月三十一日を以て上智大学を定年退職し、現在は特別契約教授として勤務しております。定年退職を機に、国文学会会長の職を辞したい旨を理事会に願い出、七月七日の総会によって承認されました。

私は、平成二十四年七月より三期六年にわたって職を務めさせていただきました。その間、歴代の会長全氏のもとで仕事をさせていただいたことを生かすことを旨に、できるだけ多くの会員が本学会に目を向けて下さり、大会に参加していただけるよう、理事の方々に諮って企画等を考えてきました。評議員の方々をはじめ、お力添えいただきました方々に感謝申し上げます。また、温かく見守って下さった会員の方々にお礼申し上げます。

さて、次期会長には瀬間正之教授が就任されました。氏は学部・大学院と上智国文ですごされました。ゆえに、上智大学及び国文学科・大学院の様子を最も体験的に知っておられる方の一人です。氏の経験と繊細な感性が、次の時代を発展的に切り拓いてゆかれること必定です。さらなるご支援をいただけますことと、会員の皆様のご健勝を祈り、退任の挨拶といたします。

 

二〇一八年七月

 


 

ご挨拶             

瀬間 正之

 

このたび、上智大学国文学会会長をお引き受けすることになりました。学部時代は、初代会長土田将雄先生の時代でした。まさか、その四十年後に会長に就くとは思いもしませんでした。思えば、国文学科長も国文学専攻主任も小林幸夫教授の後任でした。国文学会会長もと言うことで、小林教授の後任は三度目ということになります。

国文学論集には、大学院時代から四年連続投稿させていただく等、まさに、国文学会に育てていただいたという思いがしますが、これからは育てていくことも考えていかなければなりません。多くの会員に支えられ、今日まで発展してきた学会です。これまでの蓄積を継承するとともに、新元号のあらたな時代に向けてもさらなる発展を心がけて参りたいと思います。

周知のことですが、本学会は、卒業生を中心に教員・大学院生・学部生と多くの会員によって支えられています。研究発表と研究論文が学会の中心であることは言うまでもありません。学会誌、国文学論集も次号で五二号となります。その間、新進の研究者に授与される「土田賞」も創設されました。受賞者なしの時代も続きましたが、ここ数年の受賞者は、それぞれの全国学会等でも受賞歴を有する大学院生及び修了生となりました。着実に若手研究者も育ちつつあります。

本学会のもう一つの特色は、同窓会的側面も有している点にあります。同窓生の情報交換の場として知的向上心を充足させる場としても、いろいろな企画を考えていきたいと思います。

会員の皆様には、今後とも一層のお力添えのほど、宜しくお願い申し上げます。